転勤で島を出る教諭に「先生ありがとう」 壱岐の港でフェリー見送り、テープ握り別れ惜しむ
転勤教諭に「先生ありがとう」 壱岐の港でフェリー見送り

転勤で島を出る教諭に「先生ありがとう」 壱岐の港でフェリー見送り、テープ握り別れ惜しむ

「旅立ちの春」を迎え、長崎県壱岐市石田町の印通寺港では、フェリーで出発する人と見送る人が互いにテープを握り、別れを惜しむ感動的な光景が広がっている。この季節、島を離れる人々と残る人々の心温まる交流が、港の風景に深い情感を添えている。

児童や保護者が集まり盛大な見送り

27日には、転勤で島を出る小学校教諭らの見送りに、児童や保護者、同僚らが多数集まった。参加者たちは「先生ありがとう」「がんばってね」と声をかけたり、一緒に校歌を歌ったりして、別れの時を共有した。フェリーのデッキと岸壁を結ぶカラフルなテープを握りしめながら、互いの思いを伝え合う姿が印象的だった。

校長「壱岐の子どもたちをいつまでも応援」

長崎市の学校に転勤する壱岐市の初山小校長、野間恭介さん(60)は、盛大な見送りについて「心からうれしく思います。壱岐の子どもたちをいつまでも応援しています」と感謝の言葉を述べた。野間校長は、島での教育活動への思いを込めながら、新たな職場での活躍への決意を語った。

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児童「思い出がいっぱい、また先生に会いたい」

一方、担任の教諭を見送った霞翠小2年の児童は、涙ぐみながら「先生との思い出がいっぱいあります。また先生に会いたいです」と心情を吐露した。この一言に、島の教育現場で築かれた強い絆と、離れがたい別れの感情が凝縮されていた。

壱岐市では、毎年春の転勤シーズンに、このような見送りの光景が繰り広げられる。島ならではのコミュニティの結束力が、フェリーの出航時にも色濃く表れている。地域社会の温かさが、出発する教職員たちの新たな門出を力強く後押ししている様子が伺える。

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