埼玉・下落合小の児童が詐欺防止ポスターを制作 浦和西署が感謝状を贈呈
さいたま市中央区の下落合小学校の児童たちが、高齢者を狙ったニセ電話詐欺への注意喚起を目的としたポスターを制作し、地域社会に貢献した。この取り組みに対し、浦和西警察署は2026年3月12日、感謝状を贈呈した。
福祉委員会が中心となり全校児童で約700枚を完成
感謝状を受けたのは、同校の5年生と6年生で構成される福祉委員会の25人の児童たちである。委員会はまず、浦和西署の担当者から、警察官を装った詐欺など最近の傾向について詳しく説明を受けた。その後、委員の児童が見本となるポスターを作成し、それを基に全校児童が協力してA4サイズのポスター約700枚を完成させた。
ポスターには、手書きのイラストと共に、「その人本当に警察?」や「電話で金の話は要注意」といった分かりやすい文言が記載されている。これらのポスターは、地域の高齢者らに配布される予定だ。
児童たちの思いと警察署長の期待
代表して感謝状を受け取った福祉委員会の委員長、五十嵐怜さん(12歳)は、「みんなで成し遂げることができてうれしい」と笑顔で語った。さらに、「引っかかる人が減れば、詐欺をする人も減るはず。詐欺をしようとしている人にも届いてほしい」と、強い願いを込めた。
松瀬澄人署長は、児童たちの意識の高さに感激し、「こういった取り組みがもっと広がれば」と期待を寄せた。この活動は、地域の防犯意識向上に大きく寄与するものとして評価されている。
下落合小学校の児童たちによるこの取り組みは、地域社会と連携した実践的な教育の一環として注目を集めており、今後も同様の活動が広がることが期待される。



