京大前期入試で日本史出題ミス 全受験者を正解扱い、合否に影響なし
京大入試で日本史出題ミス 全員正解に、合否影響なし

京都大学前期入試で日本史に出題ミス、受験者全員を正解扱いに

京都大学は2026年3月10日、同年2月26日に実施した一般選抜(前期日程)において、文系学部を対象とした地理歴史の「日本史探究」で出題ミスがあったことを正式に発表しました。このミスにより、日本史探究を受験した計945人全員を正解として扱う措置が取られましたが、合否判定には一切影響がないと大学側は明言しています。

問題は「治安警察法」に関する設問

大学によると、出題ミスが発生したのは「治安警察法」に関連する問題です。具体的には、女性の「政談集会への参加」について問う設問で、一部の教科書の記載に基づくと、質問文から正答を導き出すことが不可能な構造になっていたことが判明しました。この不備は、入試実施翌日の2月27日に、予備校からの指摘を受けて初めて明らかになりました。

大学側は謝罪と再発防止を約束

京都大学は「深くおわびする」とのコメントを発表し、今回の事態を重く受け止めています。さらに、今後の対策として「試験問題の作成から最終確認までの過程を再構築し、再発防止に努める」ことを約束しました。この表明は、入試の公平性と信頼性を維持するための取り組みを強化する姿勢を示しています。

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今回の出題ミスは、受験生にとって不安を煽る事態となりましたが、大学側が迅速に対応し、全受験者を正解扱いとすることで、合否に影響が及ばないように配慮しました。この措置により、受験生の努力が不当に評価されることを防ぎ、入試の公正さが確保された形です。

京都大学は、日本の最高学府の一つとして、入試問題の作成には細心の注意を払ってきましたが、今回のミスはそのプロセスにおける課題を浮き彫りにしました。今後、再発防止策が徹底されることで、同様の事態が繰り返されないことが期待されます。

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