国公立大学2次試験の「二段階選抜」、中期・後期日程で3477人が門前払い
文部科学省は3月9日、国公立大学の2次試験における中期・後期日程で、大学入学共通テストの成績に基づいて受験生を門前払いする「二段階選抜」の不合格者が、昨年より582人少ない3477人だったと正式に発表しました。この結果は、大学入試の選抜プロセスにおける厳格な基準と、受験生の動向を浮き彫りにしています。
前期日程を含めた総不合格者は延べ7612人に
前期日程も含めた二段階選抜の不合格者は、延べ7612人に達しました。これは、国公立大学全体で実施される選抜の規模と、共通テストの重要性を改めて示す数字です。中期・後期日程では、国立大学が16大学21学部、公立大学が4大学6学部で二段階選抜を実施し、各大学の選考方針が反映されています。
不合格者が多かった大学は山梨大と大阪公立大
不合格者の内訳を見ると、国立大学では山梨大学が407人と最も多く、公立大学では大阪公立大学が721人で突出していました。これらの大学は、特定の学部や学科で高い競争率を背景に、共通テストの成績を厳しく評価したものと推測されます。受験生にとっては、志望校選びの際に、こうしたデータを参考にすることが重要です。
後期日程は3月12日以降に実施される予定で、一部の公立大学の中期日程は既に3月8日から始まっています。受験生は、残りの試験日程に備え、最終的な準備を進めていることでしょう。文部科学省は、二段階選抜の透明性と公平性を確保するため、引き続き入試制度の監視と改善に取り組む方針です。



