東京大学2026年度一般入試倍率2.81倍、女子合格者割合は20.3%に微増
東大一般入試倍率2.81倍、女子合格者20.3%に微増

東京大学が2026年度入試結果を発表、一般入試倍率は2.81倍

東京大学は3月10日、2026年度春季入試の合格者を発表しました。一般入試では、志願者8,329人に対して合格者2,990人を選抜し、倍率は2.81倍となりました。この数値は、昨年度と比較して安定した競争率を示しています。

女子合格者の割合が20.3%に微増、地域別の合格者分布も明らかに

男女別の合格者内訳では、男子が2,384人、女子が606人となり、女子の割合は20.3%を記録しました。これは前年度比で0.3ポイントの増加であり、わずかながら女子の進学率向上の傾向が窺えます。

学校推薦型選抜などを含めた全合格者数は3,124人で、そのうち女子は668人(21.4%)でした。出身校の所在地別では、東京都内が36.7%と最も多く、次いで東京を除く関東地域が24.9%、近畿地方が13.2%となっています。北海道から九州・沖縄までの地域を合わせた割合は38.1%で、地方出身者も一定の割合を占めていることが分かります。

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藤垣裕子副学長「多様な学生確保に向け入試のあり方を検討」

記者会見に臨んだ藤垣裕子副学長は、女子合格者割合の微増について「喜ばしい傾向ではあるが、女子や地方出身者に限らず、外国籍を含む多様な学生を確保できるよう、入試制度のあり方についても継続的に検討していきたい」と述べました。この発言は、東大がより包括的な入学機会の提供を目指していることを示しています。

また、高校の卒業年別では、2025年度卒業予定の現役生の割合が76.0%と、前年度より1.5ポイント増加しました。既卒生の内訳は、2024年度卒業生が21.8%、2023年度以前の卒業生が2.9%となっており、現役生の合格率が高まっている傾向が確認できます。

今回の発表は、東京大学が伝統的な入試制度を維持しつつ、社会の多様性に対応するための模索を続けていることを浮き彫りにしています。今後の入試改革の動向が注目されます。

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