東大前期合格者、女性割合20.3%に微増 多様性向上へ副学長が意欲
東大前期合格 女性20.3% 昨年比0.3ポイント増

東京大学は3月10日、2026年度の2次試験前期日程における合格者2990人を公式ホームページで正式に発表しました。この発表によると、合格者全体に占める女性の割合は20.3%(606人)となり、前年度と比較して0.3ポイントの微増を記録しました。この数値は近年と同水準を維持しています。

各種選抜を合わせた総合格者数

前期日程に加えて、学校推薦型選抜および海外の高校を卒業した帰国者などを対象とした特別入試を含めた総合格者数は3124人に上ります。この総合格者における女性の割合は21.4%(668人)となりました。複数の選抜方法を統合した場合でも、女性の比率は2割を超える結果となっています。

出身地域別の合格者分布

前期日程と学校推薦型選抜を合わせた合格者を出身校所在地別に分析すると、関東以外の地域からの合格者の割合は38.1%となりました。この数値は昨年度と比べて0.3ポイントの減少を示しており、地域的な多様性にわずかな変化が見られます。

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大学側の多様性向上への取り組み

同日に行われた記者会見において、藤垣裕子副学長は今後の方針について言及しました。「女子学生や地方出身者などをさらに増やし、入試全体の多様性を高めていきたいと考えています」と述べ、大学として多様な背景を持つ学生の受け入れを積極的に推進する意向を明確にしました。

この発言は、東京大学が単に学力だけでなく、多様性を重視した入学選抜を強化していく姿勢を示すものです。近年、国内外の大学では学生の多様性を確保することが教育の質向上に不可欠であるとの認識が広がっており、東大の取り組みもその流れに沿ったものと言えます。

今回の合格者発表は、大学入試の現状を映し出す重要なデータとして教育関係者や受験生の関心を集めています。特に女性の割合が微増した点は、理系分野などで女性進出が課題とされる中、前向きな兆候として注目されるでしょう。

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