函館短大が2027年度末で閉校へ 定員割れ続き苦渋の決断
函館短大、2027年度末で閉校 定員割れで募集停止 (10.04.2026)

函館短期大学が2027年度末に閉校へ 定員割れ続き苦渋の決断

学校法人野又学園(北海道函館市)は4月10日、函館短期大学(同市)の2027年度以降の学生募集を停止すると正式に発表しました。同年度末に閉校する方針であり、2026年度に入学した在校生が卒業するまで学校体制は維持されます。

経営環境の厳しさが背景に

法人側は「定員未充足が続いており、法人全体の経営への影響を考慮し、苦渋の決断に至った」と説明しています。この決定は、長年にわたる学生数の減少と経営環境の悪化を背景としたものです。

函館短大には食物栄養学科と保育学科の2学科があり、定員は100人となっています。しかし、実際の入学者数は2025年度が92人、2026年度が66人と、いずれも定員を下回る状況が続いていました。

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70年以上の歴史に幕

同短大の前身である函館商科短期大学は1953年に設立され、地域の教育機関として長い歴史を築いてきました。しかし、少子化の進行や高等教育機関間の競争激化など、社会環境の変化が経営を圧迫していました。

法人は現在の在校生に対しては、卒業まで十分な教育環境を提供することを約束しています。2026年度に入学する学生については、通常通り教育課程を修了できる体制を整える方針です。

地域の教育環境への影響

函館短大の閉校は、北海道南部の高等教育機関の選択肢が一つ減ることになります。特に食物栄養と保育の分野を志す地元学生にとっては、進路選択に影響が出ることが予想されます。

学校法人野又学園は、今後も他の教育事業については継続していく方針を示していますが、函館短大の閉校手続きについては、関係機関との調整を進めていくことになります。

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