大阪メトロ、全駅にスマホ予約可能なコインロッカーを2026年度中に設置へ
大阪メトロは、2026年度中に全ての駅にスマートフォンから利用予約ができるコインロッカーを設置する計画を明らかにしました。この取り組みは、大阪市内で訪日客が急増し、乗降客が多い都心部の駅以外でもロッカーの需要が高まっていることを受けて実施されます。設置駅を拡大することで、利用客の利便性向上を図り、駅の機能性を高めることを目指しています。
マルチエキューブの全駅展開
全駅に展開されるのは、JR東日本のグループ会社が開発した「マルチエキューブ」と呼ばれるコインロッカーです。専用サイトを利用すれば、利用日の1か月前から予約が可能で、予約料は一律500円となっています。預けるロッカーの大きさに応じて、別途利用料がかかる仕組みです。
既に2026年3月中には、御堂筋線の梅田駅や心斎橋駅など5駅に設置が完了しており、2026年度中には全109駅(路線が重複する駅を除く)に広げる予定です。また、予約ができない旧型のコインロッカーなども順次置き換え、マルチエキューブの設置台数は合計で約400台に達する見込みです。
万博後の訪日客増加に対応
大阪メトロは、昨年開催された大阪・関西万博に合わせて、2024年度から2025年度にかけて約300台のコインロッカーを設置しましたが、その多くは都心部の駅に集中していました。しかし、万博の閉幕後も訪日客の増加が続いており、各駅では荷物を預ける場所を求める声が強まっていました。
この状況を踏まえ、全駅にスマホ予約可能なコインロッカーを設置することで、駅の利便性を向上させ、地下鉄を利用して移動する人々を増やしたい考えです。これにより、観光客やビジネス客のさらなる増加を見込み、地域経済の活性化にも貢献することが期待されています。
大阪メトロの担当者は、「訪日客の増加に伴い、駅の機能性を高めることが急務となっています。スマホ予約可能なコインロッカーを全駅に導入することで、利用客の満足度向上を目指します」とコメントしています。



