浅草駅で電車が止まる 外国人観光客が困惑 東京メトロ銀座線で発煙事故
2026年4月22日午前6時半ごろ、東京メトロ銀座線浅草駅で、線路のポイントを切り替えるケーブルから発煙がありました。この影響で、同日午後2時現在、三越前駅から渋谷駅までの区間で運転を見合わせており、両駅から折り返し運転が実施されています。
東京メトロによると、原因は現在調査中で、復旧は当初正午ごろと見込まれていましたが、夕方ごろにずれ込む見通しとのことです。同社は浅草駅で東武鉄道への乗り換え口などに駅員を配置し、観光客への対応に追われています。
規制線が張られた入り口 英語での掲示も
多くの外国人観光客でにぎわう東京都台東区の浅草駅周辺では、困惑する外国人利用者の姿が目立ちました。改札への階段の入り口には黄色い規制線が張られ、日本語と英語で運転状況が掲示されました。
スーツケースを引いた観光客たちは、スマートフォンやガイドブックを使って乗り換え経路を調べていました。周囲の日本人観光客に「どうして電車が止まっているのか」「いつ再開するのか」と尋ねる外国人観光客もいました。
「日本は電車が止まらないと思っていた」
同日正午すぎ、マレーシアから旅行で訪れた会社員のウォン・リーシュエンさん(26)は、戸惑った様子で次のように話しました。
「午前中に浅草を観光しました。午後は銀座に行きたいのですが、電車に乗れないので驚いています。都営浅草線に乗れば良いらしいですが、入り口が見つからず探しています。日本は電車が止まることはないと思っていました」
この発言は、日本の鉄道が高い信頼性を持っているという国際的なイメージと、現実のトラブルとのギャップを浮き彫りにしています。
観光客への対応に追われる駅員
浅草駅は、浅草寺や雷門などの観光名所に近く、特に外国人観光客の利用が集中する駅です。今回の運転見合わせは、観光シーズン中のアクシデントとして、駅の混乱を引き起こしました。
東京メトロは、駅員を増員して乗り換え案内や観光客への説明に当たっていますが、多言語対応の必要性が改めて強調される形となりました。復旧作業が進む中、観光客の足への影響が懸念されています。



