トヨタの実験都市「ウーブン・シティ」に新開発拠点、東富士工場を改修し「インベンターガレージ」稼働
トヨタの実験都市に新拠点、東富士工場改修

トヨタ自動車が静岡県裾野市に建設した実験都市「ウーブン・シティ」において、新たな開発拠点「インベンターガレージ」が2026年4月から稼働を開始した。この拠点は、かつてトヨタ自動車東日本の東富士工場があった建屋を大規模に改修して誕生したもので、新製品やサービスを実際の居住環境の中で試しながら、革新的な価値を創出することを目指している。

ウーブン・シティの概要とインベンターガレージの役割

ウーブン・シティは、トヨタが推進する未来型実験都市であり、昨年秋に一部稼働を開始。現在はトヨタ関係者ら約100人が実際に居住している。将来的には社外の関係者も含めて約2000人が暮らせる規模に拡張する計画で、都市全体を「テストコース」と見立て、自動車関連に限らず幅広い分野で先端技術の実証実験を行う場として設計されている。

インベンターガレージは、プレスの工場だった建物を転用した施設で、延べ床面積は約2万4000平方メートルに及ぶ。ここでは「インベンター」と呼ばれる開発者たちが拠点とし、ものづくりや実証実験のためのスペースに加え、宿泊施設や住民との交流スペースも備えている。このガレージから生まれる初期段階の製品や技術を、まずはウーブン・シティ内の住民がいないエリアで試験し、その後実際の生活環境で試すことで、開発サイクルを効率的に回す仕組みだ。

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公開イベントと今後の展望

22日には公開イベントが開催され、AIを搭載したロボットアームのデモンストレーションが行われた。このロボットは食事の準備などでの活用を想定しており、ウーブン・シティの住民が実際に使用することで、実用性や改善点を検証する。トヨタは、この実験都市を通じて、モビリティやエネルギー、物流、医療など多岐にわたる分野でのイノベーションを加速させる方針だ。

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