パスポート手数料7月から大幅値下げ、知らずに申請した人からは落胆の声
パスポート手数料7月から値下げ、知らず申請で落胆

7月1日からパスポート申請時の手数料が大幅に引き下げられる。値下げを待つ「申請控え」が起きる一方で、知らずに支払い落胆する人も。夏の旅行シーズンを目前に控えた5月下旬、東京都新宿区の都庁内にあるパスポートセンターを訪ねた。

都内在住の女性(25)は具体的な予定はないが、「この夏にでも海外旅行に行けたら」と申請した。パスポートを受け取りにきたこの日、手数料引き下げを知らせる貼り紙に初めて気が付いたという。

値下げの背景と詳細

制度変更で、7月1日午前0時の申請分から新しい手数料が適用される。例えば18歳以上が取得できる10年旅券は、窓口申請で現行の1万6300円から9300円に7千円引き下げられる。また、18歳以上向けの5年旅券は廃止され、代わりに12歳未満向けの5年旅券が新設される。

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値下げの要因

値下げの主な要因は二つある。第一に、パスポートの電子化に伴うコスト削減。第二に、海外旅行需要の回復を見据えた利用促進策だ。政府は、パスポート取得の負担を軽減することで、海外渡航を後押しする狙いがある。

知らずに申請した人の声

女性は費用を見比べ、「うそ…半額くらいで済んだのに」とがっかりした様子。同様のケースは他にもあり、パスポートセンターでは値下げを知らせる貼り紙を掲示しているが、気付かない人も少なくない。

パスポートの新たな使い道

海外旅行以外にも、パスポートは身分証明書として利用できる。近年は、マイナンバーカードとの連携も進み、公的な本人確認書類としての需要が高まっている。値下げにより、こうした用途での取得も増えると見られる。

申請時の注意点

値下げは7月1日以降の申請から適用されるため、それ以前に申請した場合は旧料金となる。また、値下げ後に申請が集中し、パスポートの交付までに時間がかかる可能性がある。夏の旅行を計画している人は、早めの申請を検討すべきだ。

パスポートの手数料引き下げは、多くの人にとって朗報だが、情報を知らずに損をしないよう、申請前に最新情報を確認することが重要だ。

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