オニオンロードが全線開通、30年の歳月を経てタマネギ産地の渋滞解消へ
オニオンロード全線開通、30年かけ170億円で完成

オニオンロードが30年越しの全線開通、南淡路地域の交通網が一新

兵庫県の南あわじ市阿万上町と洲本市千草を結ぶ「オニオンロード」(正式名称:南淡路広域農道)が、ついに全線開通を迎えました。この歴史的な瞬間を祝う記念式典が3月28日、洲本市側の起点付近で盛大に開催され、地域住民や関係者が集結しました。

30年以上の歳月を経て完成した17.2キロの道路

オニオンロードは全長17.2キロに及ぶ広域農道で、1994年度に事業が着手されて以来、実に30年以上の歳月をかけて建設が進められてきました。総事業費は約170億円にのぼり、2003年度以降は完成した区間から順次供用を開始。この日、洲本市内の最後の約2キロ区間が開通したことで、念願の全線開通が実現したのです。

式典では、吉平敏孝洲本市長をはじめ、地域住民や県選出の国会議員らが出席。テープカットの後、参加者はバスに乗り込み、新たに開通した道路を実際に走行し、その完成を祝いました。

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タマネギ産地の深刻な渋滞問題を解消

南淡路地域はタマネギやレタスの主要産地として知られていますが、これまで幹線道路は国道28号のみに依存していました。そのため、集出荷作業のピーク時には深刻な渋滞が発生し、農業生産者の大きな負担となっていました。

オニオンロードの全線開通により、この長年の課題が解決される見込みです。吉平市長は式典で「この道路は災害時の輸送路や迂回路としても機能し、住民の生活環境が劇的に向上する」と述べ、その社会的意義を強調しました。

地域住民からも歓迎の声

南あわじ市・阿万地域づくり協議会の清水勝大会長(60)は「洲本との往来が格段に便利になってうれしい」と喜びを語りました。地域経済の活性化や住民の利便性向上に対する期待が高まっています。

このプロジェクトは単なる道路建設にとどまらず、農業生産性の向上や災害対策にも寄与する重要なインフラ整備として位置づけられています。今後、南淡路地域のさらなる発展が期待されます。

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