自転車の交通違反に青切符制度が開始 16歳以上対象、ながら運転は即摘発へ
自転車違反に青切符開始 16歳以上対象、ながら運転は即摘発 (31.03.2026)

自転車の交通違反に青切符制度が開始 16歳以上が対象に

4月1日より、16歳以上の自転車利用者に対する交通反則切符(通称:青切符)制度が正式にスタートします。警察は、自転車の交通違反を犯した16歳以上の者に対して、反則金の納付を通告できる権限を新たに得ることになります。この制度の対象となる違反行為は、実に113種類にのぼります。

歩道通行は指導が原則、ながら運転は即摘発へ

歩道を通行するなどの違反については、原則として口頭または書面による指導や警告が行われます。しかし、その指導に従わない場合には、反則金が科せられることになります。一方、走行中にスマートフォンを使用する「ながら運転」など、事故につながりやすい危険性の高い違反については、指導や警告を経ずに直ちに青切符による摘発が行われる方針です。

近年、自転車の利用が拡大する中で、交通違反や事故が目立つようになってきました。こうした状況を背景に、2024年の道路交通法改正によって青切符制度の導入が決定されました。従来は、悪質な違反に限り、起訴を見据えた捜査が必要な交通切符(赤切符)が交付され、刑事手続きによって処理されていました。

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反則金の最高額は1万2千円 具体的な違反事例

新制度における反則金の最高額は、ながら運転に対する1万2千円です。スマートフォンを手に持って通話する行為だけでなく、自転車にホルダーで固定したスマートフォンの画面を注視している場合も違反とみなされます。また、遮断機が下りた状態で踏切に入る「遮断踏切立ち入り」(反則金7千円)についても、指導や警告を経ずに摘発が想定されています。

青切符制度は、比較的軽微な違反を対象としており、交通ルールの指導徹底や違反処理の時間短縮を目的としています。これにより、警察の業務効率が向上し、より効果的な交通取り締まりが期待されています。

制度導入の背景と今後の展望

自転車の利用が増加する現代社会において、安全な交通環境を確保することは喫緊の課題です。青切符制度の導入は、自転車利用者に対する交通マナーの向上と事故防止を図る重要な施策と言えます。今後も、警察による取り締まりが強化されることで、自転車の交通ルール遵守がさらに促進されることが見込まれます。

この制度は、自転車利用者だけでなく、歩行者や自動車運転者を含むすべての道路利用者の安全を守るための一環として位置づけられています。関係者からは、制度の効果的な運用と継続的な見直しが求められています。

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