悠仁さまが京都の能装束工房を訪問 明治創業の伝統技術を視察
京都市を私的に訪問していた秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さまは、2026年2月27日、能衣装を専門とする織元「佐々木能衣装」(京都市上京区)を視察されました。この工房は1897年(明治30年)に創業した歴史ある施設で、悠仁さまは伝統的な技術の継承に深い関心を示されました。
西陣織の機織りを実際に体験 「楽しかったです」と感想
視察では、悠仁さまが西陣織の一種である「唐織」の機織りを実際に体験される場面がありました。手動の織機を使い、丁寧に作業を進められた悠仁さまは、案内者に対して「楽しかったです」と率直な感想を伝えられました。この体験を通じて、伝統工芸の繊細な技術に直接触れる貴重な機会となったようです。
熱心な質問で創業の歴史に理解を深める
工房内では、4代目社長の佐々木洋次さんから説明を受けながら、手動織機の作業風景を熱心に見学されました。悠仁さまは「創業当時からこの形ですか」「ずいぶんつやがありますね」などと積極的に質問を重ね、能装束製作の歴史と技術について理解を深められました。佐々木社長は後ほど報道陣に対し、「悠仁さまは手足を器用に使われていました」と体験の様子を振り返り、その真摯な姿勢を称えました。
成年式を機に高まった伝統技術への関心
悠仁さまは現在、筑波大学の1年生として学ばれており、今回の京都訪問は大学の春休みを利用した私的な1泊2日の旅程でした。昨年9月に挙行された成年式で装束を着用されたことを契機として、伝統的な技術を受け継ぐ織元への関心が高まっていたと伝えられています。この視察は、皇室の一員として日本の文化遺産に触れ、その価値を再認識する意義深い機会となりました。
佐々木能衣装は、明治時代から続く能装束製作の老舗として知られ、西陣織の技術を駆使した高品質な製品を生み出しています。悠仁さまの訪問は、こうした伝統産業の現場を直接ご覧になることで、その重要性と継承の課題について考えるきっかけとなったことでしょう。京都の歴史と文化に彩られたこの視察は、今後のご活動にも影響を与える貴重な経験として記憶されるに違いありません。



