皇族数確保策、天皇陛下「国民の理解得られるものに」と期待
皇族数確保策、天皇陛下「国民の理解得られるものに」

天皇陛下は11日、13日からのオランダとベルギーへの公式訪問を前に、皇居・宮殿で記者会見に臨まれた。この中で、衆参両院の正副議長のもとで取りまとめられた皇族数の確保策について質問が及び、陛下は「国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでおります」と述べられた。

陛下のご所見

天皇陛下はまず、「制度に関わる事柄については私から言及することは控えたい」と前置きされた。その上で、皇室のあり方や活動の基本は「国民と苦楽を共にすること」であるとし、「皇族数の確保のあり方についての議論においても国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでおります」と強調された。

立法府の総意

衆参両院の正副議長は10日、皇族数の確保を目的として、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案と、旧11宮家の男系男子を養子として皇族に迎える案の二つを「いずれも了」とする「立法府の総意」をまとめた。これを受け、政府はこの総意を踏まえて皇室典範改正案などを策定し、今国会での成立を目指す方針だ。

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この問題は、皇室の安定した存続と皇位継承の将来に関わる重要課題として、長年にわたり議論が続いてきた。今回の総意は、両案を併記する形で合意が図られたが、それぞれに賛否両論があることも事実である。

陛下のご発言は、皇室の立場から制度設計に直接関与することは避けつつも、国民の広い理解と納得が不可欠であるとのお考えを示されたものと受け止められている。

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