北方領土・貝殻島のコンブ漁、ロシアとの交渉妥結 前年並みの条件で
北方領土・貝殻島コンブ漁、ロシアと妥結 前年並み

北方領土・貝殻島の周辺海域で日本漁船が行う今年のコンブ漁について、操業条件をめぐるロシア側との民間交渉が4月30日に妥結した。一般社団法人北海道水産会(札幌市)が発表した。

交渉の経緯と結果

今回の交渉は、4月29日から東京とモスクワを結ぶウェブ会議方式で実施された。交渉の結果、コンブの採取量は2700トン、チガイソやスジメを含む褐藻類の採取量は3024トンと、いずれも前年同様の数量で合意した。

ロシア側に支払う採取権料は、昨年より約400万円増加し、約7667万円となった。操業期間は6月1日から9月30日までで、操業隻数は昨年から1隻減の182隻と決まった。

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地元の反応

根室市の石垣雅敏市長はコメントを発表し、「貝殻島のコンブ漁は当市経済において重要な位置づけを占める、欠くことのできない大切な沿岸漁業として守り続けられてきた。無事妥結に至ったことで、本漁業の灯を絶やすことなく継続できることに安堵している」と述べた。

貝殻島のコンブ漁は、北方領土問題の影響を受けながらも、長年にわたり地元漁業者の重要な収入源となっている。今回の妥結により、2025年の漁期も安定した操業が見込まれる。

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