紛失防止タグを悪用したストーカー行為、男に罰金30万円の略式命令
神戸市中央区に住む会社員の男(29歳)が、紛失防止タグを悪用して知人女性(28歳)の位置情報を無断で取得したとして、ストーカー規制法違反で略式起訴され、神戸簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受けたことが明らかになりました。命令は2026年2月20日付で出され、同法違反の容疑で追送検された事件の結末を示しています。
自転車のサドル下に取り付け、スマホで位置情報を取得
兵庫県警察本部の起訴状などによると、男は2026年1月26日、女性の自転車のサドル下に紛失防止タグを取り付け、スマートフォンを使って位置情報を3回にわたって無断で取得したとされています。この行為は、女性のプライバシーを侵害し、ストーカー規制法に違反するものとして問題視されました。
兵庫県警は同年2月1日、スマホで女性を監視していたとして、男を同法違反容疑で逮捕していました。事件は、技術を悪用した新たなストーカー手法として注目を集め、防犯対策の重要性を浮き彫りにしています。
略式起訴と罰金命令の経緯
神戸区検察庁は、男の行為をストーカー規制法違反として神戸簡易裁判所に略式起訴し、同裁判所は同日中に罰金30万円の略式命令を出しました。この迅速な対応は、類似の犯罪を抑止するための司法判断として評価されています。
事件は、紛失防止タグのような便利な技術が、悪意ある目的で利用されるリスクを強調しており、社会全体で監視技術の適切な使用について議論を促す契機となりそうです。



