伊丹空港で日本エアコミューター機が離陸後に油圧トラブルで引き返し、乗客乗員51人にけがなし
伊丹空港で飛行機が油圧トラブルで引き返し、けが人なし

伊丹空港発の日本エアコミューター機が離陸後に油圧トラブルで緊急引き返し

大阪府の伊丹空港を出発し、兵庫県豊岡市の但馬空港に向かっていた日本エアコミューターのJAL2323便が、2026年2月14日午前9時20分ごろ、離陸直後に油圧系統のトラブルが発生しました。このため、同機は安全を最優先に判断し、伊丹空港に緊急引き返す措置を取ったことが明らかになりました。

国土交通省が詳細を発表、乗員乗客51人にけがなし

国土交通省大阪空港事務所が発表した情報によると、油圧系統のトラブルは離陸後の飛行中に検知されたもので、パイロットは速やかに引き返しを決定しました。機体は無事に伊丹空港に着陸し、乗員乗客合わせて51人全員にけがはなく、機体自体にも損傷は確認されていません。同便は日本航空(JAL)グループの地域航空会社である日本エアコミューターが運航する定期便で、この日の運航に影響は出たものの、重大な事故には至らなかった点が強調されています。

油圧系統トラブルの原因と安全対策への注目

油圧系統は航空機の操縦や着陸装置の作動など、飛行安全に直結する重要なシステムの一つです。今回のトラブルが具体的にどの部位で発生したかについては、現在調査中とされていますが、早期の検知と適切な対応が事故防止に繋がった事例として、航空関係者の間で注目を集めています。国土交通省は、同種のトラブル再発防止に向け、原因究明を進めるとともに、安全運航の徹底を各航空会社に改めて呼び掛ける方針を示しています。

伊丹空港では、引き返しに伴う一時的な混乱はあったものの、他の便の運航には大きな影響は出ておらず、空港事務所は通常通りの業務を再開しています。乗客らは代替便などで目的地に向かう手配が進められており、今後の対応についても関係機関が連携してサポートを行う予定です。