東京都江戸川区春江町3にある瑞江葬儀所の建て替え工事が完了し、新施設が6月1日から本格稼働を開始することが明らかになった。従来の施設よりも環境性能が大幅に向上し、大気汚染や臭気の抑制が期待される。また、受け入れ日や時間を拡大することで、年間の火葬件数をこれまでの約7500件から1万500件へと増やす計画だ。
老朽化に伴う全面建て替え
瑞江葬儀所は老朽化が進んでいたため、2022年10月から今年2月にかけて全面建て替えが実施された。新施設は鉄筋コンクリート造りの地上2階建てで、延べ床面積は約5500平方メートル。火葬炉を10基備え、1日当たり最大30件の火葬を受け入れることが可能となった。
プライバシーに配慮した設計
各火葬炉ごとに告別室と収骨室が設けられ、遺族のプライベート空間を確保した設計となっている。これにより、他の遺族と顔を合わせることなく、落ち着いて最後の別れを済ませることができる。
サービス時間と受け入れの拡充
新施設では、これまで受け入れていなかった友引日にも火葬を実施する。さらに、火葬の受け入れ時間を現在より2時間延長し、午前9時から午後5時までとする。また、他の火葬場で火葬を予定している棺の一時保管サービスも新たに開始する。
料金は現行通り
利用料金は現行のまま据え置かれ、都民の場合は5万9600円となる。東京都は、この新施設により都民の葬儀ニーズにさらに応えていくとしている。



