東京都は4日、東京国際フォーラム(千代田区)で大規模改修工事を実施するため、2029年1月から2030年3月末までの期間、全館を休館すると正式に発表した。この決定は、開館から約30年が経過し、施設全体の老朽化が顕著になったことを受けたものである。
東京国際フォーラムの概要と歴史
東京国際フォーラムは、JR東京駅前に位置する旧都庁舎跡地に建設され、1997年1月に開館した。大小8つのホールや会議室などの貸し出し施設に加え、飲食店やショップも併設している。年間約4000件の国際会議、展示会、コンサートなどのイベントが開催され、来場者数は約2300万人に上る、日本を代表する複合文化施設である。
老朽化の進行と改修の必要性
開館から30年近くが経過し、施設の老朽化が進行。これまでは施設ごとに順次休館して修繕工事を進めてきたが、今回は全館停電を伴う受電源設備の更新など、大規模な改修が必要となった。そのため、初めて長期にわたる全館休館が決定された。外観に変更はないとしている。
休館中の影響と対応
休館中は、敷地内への立ち入りや通行が全面的にできなくなる。東京都は、イベント主催者など関係者に対して事前に周知し、別施設の利用を呼びかける方針だ。



