仙台市は28日、中東情勢の影響によるナフサなど石油由来の原材料費高騰を受け、市指定家庭用ごみ袋の調達に1億9100万円を追加計上する2026年度一般会計補正予算案を発表した。製造単価が従来の1.5倍から1.8倍に上昇したため、製造業者との契約を変更した。補正後の一般会計総額は7308億3800万円となる。
郡市長が記者会見で説明
郡和子市長は定例記者会見で、指定ごみ袋について「6カ月分の在庫を常に確保し、計画的に製造・発注している」と述べ、「ただちに在庫不足になることはない」と強調した。今回の補正予算は、こうした在庫管理を維持するための措置と位置づけられる。
原材料高騰の背景
中東情勢の緊迫化により、原油価格が高騰し、石油化学製品であるナフサの価格も急上昇。これがごみ袋の製造コストに直接的な影響を与えた。市は安定供給を優先し、契約単価の見直しを余儀なくされた。
仙台市では、家庭用指定ごみ袋の価格は変わらず、市民への転嫁は行われない見通し。今後も原材料価格の動向を注視し、必要に応じて対応を検討する方針。



