ケニア西部リフトバレー州ギルギルの女子学校で28日未明、寮で発生した火災により、生徒16人が死亡し、79人が負傷した。ロイター通信が報じた。ケニア警察当局は29日、放火の疑いで生徒8人を逮捕したと発表した。
火災の概要と被害
火災は現地時間の28日午前2時ごろに発生。寮で就寝中だった生徒らが逃げ遅れ、16人が死亡した。負傷者は79人に上り、一部は重傷で病院に搬送された。学校は一時閉鎖され、保護者らが集まるなど混乱が続いている。
逮捕された生徒の背景
逮捕された8人はいずれも同校の生徒で、年齢は14歳から18歳。警察は放火の動機について、学校の厳しい規律や劣悪な生活環境に対する不満があったとみて調べている。ケニアでは2024年に学校で100件以上の火災が発生。うち小学校の寮火災では21人が死亡した。多くは生徒による抗議の放火とされている。
学校火災の背景と問題点
ケニアの学校では、過密な寮や不十分な消防設備、厳格な規則に対する生徒の不満が火災の原因となるケースが後を絶たない。2024年の調査では、学校火災の約7割が放火によるものとされ、政府が対策を急いでいる。今回の事件を受け、教育省は全学校に対し防火設備の点検と生徒へのカウンセリング強化を指示した。
- 死亡生徒数:16人
- 負傷生徒数:79人
- 逮捕者数:8人(生徒)
- 発生場所:ケニア西部リフトバレー州ギルギル
現地では、遺族や地域住民が学校周辺に集まり、再発防止を求める声が上がっている。警察は引き続き捜査を進め、他の生徒の関与についても調べる方針。



