プロハンターが狩猟の魅力をPR、鳥獣害増加で捕獲班の高齢化課題
プロハンターが狩猟の魅力PR、鳥獣害増加で捕獲班の高齢化課題

プロハンターが狩猟の基礎を指導、参加者に好評

広島県福山市で2026年6月7日、市役所を会場に「狩猟魅力アップ講習会」が開かれた。これは、増加する鳥獣害に対処するため、ハンターのなり手を増やすことを目的に市が企画したもので、狩猟に関心のある市民ら約40人が参加した。

講習会はわな猟と銃猟の2部構成で実施。野生動物対策を手がける民間企業や市有害鳥獣捕獲班のプロハンターが講師を務め、それぞれの専門知識を披露した。

銃猟の講義では模擬銃体験も

銃猟の講義では、ハンターが銃器の種類や特徴、鳥獣の捕獲手順などを詳細に説明。参加者はスクリーンに映る獲物に向けて模擬銃を構える体験をし、イノシシ肉を使ったジビエソーセージの試食や箱わなの展示も行われた。

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参加者は実際に模擬銃を手に取り、ハンターから直接話を聞くことで、狩猟に対する具体的なイメージを膨らませていた。

鳥獣害は増加傾向、捕獲班の高齢化が深刻

市農林水産課によると、鳥獣による農作物被害などの相談件数は2024年度が329件、2025年度が406件と増加傾向にある。一方、市有害鳥獣捕獲班のメンバーは今年4月時点で平均年齢が62.7歳と高齢化が進んでおり、後継者不足が課題となっている。

狩猟免許取得を目指して参加した同市日吉台の看護師(34)は「模擬銃を実際に持ったり、ハンターの生の声を聞いたりして、狩猟に携わるイメージが湧いた」と感想を述べた。

市は今後もこうした講習会を継続し、若い世代のハンター育成に力を入れていく方針だ。

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