NTTファイナンスが詐欺注意喚起動画を公開 自動音声での代金請求は一切なし
NTTファイナンスが詐欺注意動画公開 自動音声請求はなし (07.04.2026)

NTTファイナンスが詐欺被害防止へ動画公開 自動音声での代金請求は一切行わない

実在するNTT関連会社「NTTファイナンス」をかたる架空料金請求詐欺が全国で相次いでいる問題を受け、同社は警視庁と連携して注意喚起のための動画を制作し、公式YouTubeチャンネルで公開した。被害が拡大している若い世代を特にターゲットに、スマートフォンで視聴しやすい縦型の動画形式を採用している。

具体的な詐欺手口を物語形式で再現

公開された動画は2本構成で、実際に報告されている詐欺の手口を詳細に再現している。1本目の動画では、同社をかたるショートメール(SMS)が送られてくる場面から始まる。受信者が返信すると、未納代金を請求する自動音声の電話につながり、ガイダンスに従うと詐欺グループから連絡が入る。彼らは架空のウェブサイト契約を示し、「支払わなければ法的措置をとる」と脅迫するという流れだ。

もう1本の動画では、警視庁の捜査員を装った人物とのビデオ通話に誘導される手口が描かれている。詐欺師は「あなたの携帯電話と銀行口座が犯罪に使用されている」と主張し、無実を証明するために用意した口座への送金を要求。偽造された逮捕状を見せつけながら心理的圧力をかける様子がリアルに表現されている。

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問い合わせ件数は依然として高水準

NTTファイナンスへの不審電話に関する問い合わせ件数は、昨年4月に9,538件に達した。その後は減少傾向にあるものの、今年2月でも1,008件と依然として高い水準を維持している。同社は公式に「当社から自動音声で料金請求などをすることは一切ない」と強調している。

同社の担当者は「不審な電話がかかってきても、まずは焦らずに第三者に相談していただきたい」とアドバイス。家族や友人、警察、消費生活センターなどへの相談を促している。動画を通じて、実際の詐欺手口を知り、適切な対応方法を学ぶことが被害防止につながるとしている。

今回の動画制作は、デジタルネイティブである若年層への効果的な情報発信を目的としており、SNSでの拡散も見込まれている。警視庁との協力体制により、より実践的な防犯情報を提供できるようになったという。

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