千葉県警がJR四街道駅で性暴力被害予防キャンペーンを実施
千葉県警は4月6日、JR四街道駅において、性暴力被害予防キャンペーンを実施しました。この取り組みは、政府が定める「若年層の性暴力被害予防月間」に合わせて行われ、性暴力被害の防止と早期発見を目的としています。
若年層の生活環境変化に伴うリスク増加
4月は入学や就職などで若者の生活環境が大きく変わる時期であり、性暴力被害に遭うリスクが高まるとされています。県警の担当者は、「被害を受けたショックや自責の念から、被害を申告しづらい状況にある人が多い。勇気を出して相談してほしい」と訴えました。
キャンペーンには、学生ボランティアや、子どもや女性の防犯に取り組む県警のグループ「あおぼーし」の隊員らが参加。啓発品を配布するとともに、以下の支援窓口を紹介しました:
- ワンストップ支援センターにつながる短縮ダイヤル「#8891(はやくワンストップ)」
- 県警の被害相談窓口「#8103(ハートさん)」
被害者の声と県警の統計データ
参加した大学4年生の女性(21)は、高校時代に同級生から痴漢被害を明かされた経験を語りました。女子校だったため話しやすかった面があるとし、「共学だったら言えなかったかもしれない」と述べ、性被害を受けたことを負い目に感じる人がいる現状を指摘しました。
千葉県警によると、昨年1年間の性暴力被害の認知件数は以下の通りです:
- 不同意性交:163件(前年比32件増)
- 不同意わいせつ:288件(同48件減)
- 痴漢:70件(同3件減)
- 盗撮:333件(同68件増)
県警は、これらのデータを踏まえ、引き続き予防啓発活動を強化し、「被害者は悪くない」というメッセージを広めていく方針です。



