障害者施設でわいせつ行為 元職員逮捕 被害女児の母「ばれない確信あったのでは」
障害者施設でわいせつ行為 元職員逮捕 母の怒り

障害者施設でわいせつ行為 元職員逮捕 被害女児の母「ばれない確信あったのでは」

警視庁少年育成課は13日、勤務先の障害者施設に通う5歳の女児を自宅に連れ込み、わいせつな行為をしたなどとして、わいせつ目的誘拐などの疑いで、元施設職員の東京都八王子市、団体職員後藤隆也容疑者(46)を逮捕したと発表した。逮捕容疑は、2024年2月下旬、千葉県松戸市にある障害児向けの通所施設に通う女児を、近くにあった自宅アパートに連れ込み、服を脱がしてわいせつな行為をしたり、スマートフォンで撮影したりしたとされる。

「幼稚園児や小学生も性の対象」と供述

後藤容疑者は「覚えていない」などと容疑を否認している一方で、「幼稚園児や小学生も性の対象だ」と話しているという。同課によると、後藤容疑者は施設が所有する車で児童らの送迎を担当しており、女児を送迎中に自身のアパートに立ち寄っていた。送迎は後藤容疑者が1人で行っていたとみられる。

事件が発覚したのは昨年11月、警視庁に後藤容疑者が女児にわいせつな行為をする動画データが複数寄せられたことによる。施設に通う別の女児らに対するわいせつな動画もあり、同課が関連を調べている。

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被害女児の母親「許せない」と怒り

「娘の障害を分かったうえで、何をしてもばれないと確信があったんだと思います」。被害にあった女児の母親は警視庁の調べに、そう憤りをぶつけた。女児を撮影した動画は4点あり、アパートの一室で、裸であおむけに寝かせられ、後藤容疑者がわいせつ行為に及ぶ様子が撮影されていた。女児に泣き叫ぶ様子はなかった。

母親によると、女児は「うん」「これ、嫌」など簡単な単語での会話しかできない。それでも「知らない人に知らない場所に連れて行かれれば、必ず泣くと思うが、泣いていない。後藤容疑者を信頼し、安心していたのだと思う」と話す。後藤容疑者は女児について「5歳児レベルの会話はできず、1歳児と同じレベル」と警視庁の調べに話していたという。

わずか10カ月間で複数の女児に行為か

後藤容疑者は大学卒業後、幼稚園教諭や保育士の免許を取得。児童養護施設や幼稚園、学習塾など子どもと関わる職場を転々としていた。今回の施設には2023年6月ごろから2024年3月まで勤務。わずか10カ月間で、複数の女児にわいせつな行為に及んでいたとみられる。

少年育成課は後藤容疑者からスマートフォン7台を押収し、解析を進めている。捜査関係者は「長年、子どもと接する仕事をしてきた者がこのような事件を起こすのは子どもや保護者にとって大変な脅威。障害のある子を狙っていた可能性もある」として、被害の実態解明を急いでいる。

母親は「娘はきっとカリキュラムの一環と思い、何も分からないまま連れて行かれたのだと思う。許せない」と怒りをあらわにし、事件の背景や再発防止策を求める声が高まっている。警視庁は今後、動画データの詳細な解析を通じて、さらなる被害の有無を確認するとともに、施設側の管理体制についても調査を進める方針だ。

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