不要なブレーカー修理で高額請求か マッハ電気修理の男ら4人を詐欺容疑で逮捕
不要ブレーカー修理で高額請求 マッハ電気修理の男ら逮捕

不要なブレーカー修理で高額請求の疑い マッハ電気修理の男ら4人を詐欺容疑で逮捕

警視庁は2026年4月9日、インターネットサイトで「プロが即日解決」と宣伝する電気修理業者「マッハ電気修理」の男ら4人を詐欺などの容疑で逮捕したと発表しました。不要な工事を持ちかけ、高額な代金をだまし取った疑いが持たれています。4人の認否は現時点で明らかにされていません。

被害総額4700万円以上 関東地方で246件の申告

警視庁暴力団対策課によると、このインターネットサイトを通じた同様の被害申告は、2025年3月から6月にかけて関東地方の1都6県で計246件に上り、総額は4700万円以上に達しています。被害者は20代から60代まで幅広い世代に及び、同課が詳細な経緯を調査中です。

電気工事士の資格を持たない男らは、被害者の自宅を訪問すると、ブレーカーの点検を装いながら「電流が来すぎている」などと虚偽の説明を行いました。その後、「部品を交換しないと照明はつかない」や「分電盤全部を交換した方が良い」などとうそを伝え、工事代金として現金を要求していたのです。

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実際には不要な工事 数十万円の高額請求も

実際には、ブレーカーが落ちていたり照明機材が故障していたりするだけのケースが多く、部品の交換は不要だったと見られています。それにもかかわらず、男らは数十万円に及ぶ高額な請求を繰り返していました。

具体的な逮捕容疑の一つとして、2025年5月に東京都内の住宅で、電気修理業者と名乗って訪問した男が、「部品を交換しないと照明はつかない」などとうそを伝え、工事代金として現金約10万円をだまし取った事案が挙げられています。他の3人は、それぞれ別の被害者から現金をだまし取ろうとした詐欺未遂の疑いで逮捕されました。

専用サイトでは「追加費用なし」と宣伝 資格なしで修理

マッハ電気修理の専用サイトでは、「追加費用は一切なしの明朗会計」と説明されていましたが、実際には不要な工事で高額請求を行っていた実態が浮き彫りになりました。さらに、逮捕された4人全員が、電気修理に必要な電気工事士の資格を有していなかったことも判明しています。

この事件は、インターネットを介した修理業者とのトラブルが急増している現状を反映しており、消費者庁も同様の事例を公表するなど、注意喚起を強化しています。分電盤工事をめぐるトラブルは、2年前から156倍に増加したとの報告もあり、「火災になる」などと脅して高額請求する手口が社会問題化しているのです。

警視庁は、今後も同様の被害防止に向けた取り組みを進めるとともに、被害に遭った可能性のある方からの情報提供を呼びかけています。電気修理を依頼する際は、業者の資格確認や複数見積もりの取得など、慎重な対応が求められるでしょう。

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