神戸牛通販を装った架空カード詐取事件、焼き肉店経営者を再逮捕
兵庫県警察は、神戸牛の通信販売を装い、架空人物のクレジットカードを使用して決済代金を詐取した疑いで、中国籍の会社役員の男性(37歳、神戸市中央区)を電子計算機使用詐欺容疑で再逮捕しました。この事件は、高級食材を利用した巧妙な詐欺手口として注目を集めています。
架空カードで約70万円を詐取した疑い
県警の発表によると、男性は2024年12月に、不正に作られたクレジットカードを利用し、ステーキなどの商品を販売したと装って、カード会社から約70万円をだまし取ったとされています。カードは架空人物の名義で作成されており、男性はこの容疑を否認しているとのことです。
通販売上1億3000万円も実態なしと警察が判断
男性は神戸市内で焼き肉店を経営しており、2022年4月から2025年9月にかけて、通信販売で約1億3000万円の売り上げを計上していました。しかし、兵庫県警は、この通販事業には実際の商品のやり取りがなく、事業実態がなかったとみて調査を進めています。
同様の手口で過去にも逮捕歴あり
今回の再逮捕に先立ち、県警は今年2月にも、同様の詐欺手口で合計約220万円を詐取したとして、同じ男性を逮捕していました。これにより、男性は複数回にわたる詐欺行為で累計約290万円の被害を出した疑いが強まっています。
この事件は、オンライン取引の脆弱性を突いた犯罪として、消費者や事業者に注意を呼びかける事例となっています。県警は、さらなる被害の有無についても調査を継続する方針です。



