香取神宮に油まいた疑いで医師逮捕 米国から引き渡し、全国寺社被害との関連捜査
千葉県警察本部は4日、千葉県香取市の香取神宮に2015年、油のような液体をまいたとして、建造物損壊の疑いで米国在住の日本国籍の医師、金山昌秀容疑者(63)を逮捕しました。金山容疑者は米国から日本へ引き渡され、航空機内で逮捕状が執行されました。
2015年に発生した香取神宮被害
捜査関係者によると、2015年に香取神宮の建造物に液体をかけた疑いが持たれています。金山容疑者は4日夕方、羽田空港に到着する見通しでした。県警は慎重な手続きを経て、国際的な協力を得て容疑者の身柄を確保しました。
全国の寺社で相次いだ同様の被害
2015年には全国の寺社などで同様の被害が相次いでおり、県警はこれらの事件との関連を慎重に調べています。特に、宗教施設を標的にした一連の行為が組織的である可能性も視野に入れ、詳細な捜査を進めています。
成田山新勝寺でも同様の疑い
さらに、県警は千葉県成田市の成田山新勝寺の建造物に液体をかけた疑いでも逮捕状を取得しており、こちらの事件についても捜査を進めています。両事件が同一犯によるものか、あるいは関連性があるのか、証拠の収集と分析が急がれています。
容疑者の背景と主張
金山容疑者は産婦人科医として活動しており、日本の宗教団体の創始者でもあります。過去の主張では、「聖書に基づき施設を浄化した」などと語っており、宗教的な動機に基づく行為であった可能性が指摘されています。県警は、これらの主張と実際の行為との関連性についても詳しく調べる方針です。
今後の捜査の見通し
県警は、金山容疑者の取り調べを通じて、2015年当時の行動や動機を明らかにするとともに、全国で発生した類似被害との関連性を解明することを目指しています。国際犯罪としての側面もあり、今後の司法手続きが注目されます。



