富士急ハイランド「ええじゃないか」点検中死亡事故、現場責任者を書類送検
富士急ジェットコースター死亡事故、責任者を書類送検

富士急ハイランドのジェットコースター点検中に従業員死亡、現場責任者を書類送検

山梨県警察は2026年3月2日、富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)で昨年発生したジェットコースターの死亡事故について、安全確認を怠ったとして、現場責任者の40代男性を業務上過失致死の疑いで甲府地方検察庁に書類送検しました。

事故の詳細と経緯

この事故は、昨年2月28日に人気ジェットコースター「ええじゃないか」の点検作業中に発生しました。当時29歳の男性従業員が車両の下にもぐって点検を行っていたところ、車両が動き出して乗り上げられ、出血性ショックにより死亡しました。

捜査関係者によると、書類送検された40代の男性は点検作業の責任者で、男性従業員がまだ点検中であるにもかかわらず、車両を動かす前に安全確認のブザーを鳴らすなどの必要な作業を怠った疑いがあります。

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富士急ハイランドの対応と声明

従業員の書類送検を受け、富士急ハイランドは3月2日、公式ウェブサイトで声明を発表しました。同社は「この事態をきわめて重く、厳粛に受け止めております」と述べ、事故に対する深刻な認識を示しました。

この事故は、遊園地施設における安全管理の重要性を改めて問う事件となりました。ジェットコースター「ええじゃないか」は高速回転と急降下が特徴の人気アトラクションで、定期的な点検が安全運営に不可欠です。

今後の展開と影響

書類送検された現場責任者は、業務上必要な注意義務を怠り、結果として従業員の死亡を招いたとして刑事責任が問われることになります。甲府地検は今後、送検された書類を精査し、起訴するかどうかを判断します。

この事故を受けて、全国の遊園地やテーマパークでは安全点検手順の再確認が進められる可能性があります。特に、従業員が危険な作業を行う際の安全確保と、責任者の監督体制の強化が課題として浮上しています。

山梨県警察は、事故の詳細な原因と背景をさらに調査し、再発防止策の検討に役立てる方針です。遺族への支援と、関係者への適切な対応が求められる中、遊楽施設全体の安全基準向上への影響が注目されます。

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