「ゾンビたばこ」使用疑いで男女逮捕 購入に数百万円費やしたと供述
近畿厚生局麻薬取締部は2月26日、指定薬物「エトミデート」を使用した疑いで、大阪市天王寺区に住む無職の男(32歳)と内縁の妻で無職の女(24歳)を医薬品医療機器法違反(指定薬物の使用)の疑いで逮捕したと発表しました。
容疑を認め、高額な購入費用を供述
発表によると、2人は1月26日頃に指定薬物「エトミデート」を使用した疑いが持たれています。いずれも容疑を認めており、男は「2024年10月頃から使用している。(購入に)数百万円ぐらい使った」と供述しているということです。
この薬物は「ゾンビたばこ」と呼ばれることもあり、乱用すると意識障害や幻覚などの危険な症状を引き起こす可能性があります。麻薬取締部は、同日に2人を覚醒剤取締法と麻薬取締法違反(いずれも営利目的所持)の疑いでも逮捕しています。
尿検査で成分が検出
逮捕後に行われた尿検査では、2人からエトミデートの成分が検出されました。この結果は、指定薬物の使用を裏付ける証拠として重要な役割を果たしています。
麻薬取締部の関係者は、「指定薬物の乱用は深刻な健康被害をもたらすだけでなく、高額な購入費用が犯罪組織の資金源となる恐れもある」と指摘しています。今回の逮捕は、こうした危険な薬物の流通防止に向けた取り組みの一環として位置づけられています。
事件の背景には、指定薬物が比較的容易に入手できる環境があるとみられ、麻薬取締部は引き続き捜査を進めるとしています。地域社会では、薬物乱用防止の啓発活動の重要性が改めて強調されています。



