大阪府警が僧侶と連携、自転車青切符制度の啓発活動を実施
僧侶が「仏の心で安全運転」呼びかけ、青切符制度周知

僧侶が「仏の心」で交通安全を呼びかけ、自転車青切符制度を周知

2026年4月から施行される16歳以上を対象とした自転車の青切符制度を広く知らせるため、大阪府警鶴見署は管内の寺院と連携し、僧侶を交えた啓発活動を2026年2月13日に実施しました。この取り組みは、交通ルールの順守と事故防止を目的としており、地域の宗教関係者と警察が協力する珍しい事例となっています。

国道沿いで法衣姿の僧侶が通行人に直接呼びかけ

大阪市鶴見区の国道沿いでは、黒い法衣を身にまとった僧侶たちが整列し、「青切符が始まります」「事故が増えています。お気を付けて」と声をかけながら、制度を説明するチラシを通行人に手渡しました。彼らは「ゆずりあう仏の心で安全運転」と書かれたパネルを掲げ、仏教の教えに基づく優しさと思いやりの精神を交通安全に活かすよう訴えかけました。

自転車ながら運転も反則金対象、取り締まり強化へ

鶴見署の平松信治交通課長は、新制度について詳しく説明し、自転車に乗りながらスマートフォンを使用する「ながら運転」も反則金の対象となることを強調しました。課長は「取り締まりや広報活動を強化していきたい」と述べ、制度の効果的な実施に向けた意欲を示しました。この青切符制度は、軽微な違反に対して反則金の納付を通告できる仕組みで、自転車利用者の安全意識向上を図るものです。

地域社会と連携した交通安全啓発の新たな試み

今回の活動は、警察単独ではなく寺院との協力によって行われ、地域社会全体で交通安全に取り組む姿勢をアピールしました。僧侶の参加により、道徳的・倫理的な観点から交通ルールの重要性を伝えることが可能となり、より深い啓発効果が期待されています。今後も同様の連携活動が継続され、自転車事故の減少と安全な交通環境の実現を目指す方針です。