ミラノ・コルティナ五輪カーリング女子、2連敗スタートも「ここから強い」と決意新た
五輪カーリング女子2連敗も「ここから強い」と決意 (13.02.2026)

ミラノ・コルティナ五輪カーリング女子、デンマーク戦で惜敗し2連敗スタート

2026年2月12日、ミラノ・コルティナオリンピックのカーリング女子1次リーグで、日本代表チーム「フォルティウス」はデンマークに7対10で敗れました。この試合は、同日のスウェーデン戦に続く2連敗となり、大会序盤で苦しいスタートを切りました。日本は劣勢から追い上げ、第8エンドで同点に追いつく健闘を見せましたが、延長戦の末に勝利を逃す結果となりました。

延長戦での痛恨の失点と選手たちの奮闘

デンマーク戦は、互いに初勝利を狙う緊迫した一戦となりました。延長の第11エンドを日本は不利な先攻で迎え、スキップを務める吉村紗也香選手の最終投は、相手ストーンをはじき出し狙った位置に石を止めるヒットアンドロールを成功させ、一時は優位に立ちました。しかし、デンマークの最終投が日本の石をはじき出し、痛恨の3失点を許してしまいました。吉村選手は試合後、「前半の氷のウェート(速さ)などに苦戦した」と悔しさをにじませました。

それでも、海外の解説者から「どの国よりも試合を通してコミュニケーションをとり続けている」と称賛されるなど、チーム全体で情報共有を密に行い、ビハインドの試合を接戦に持ち込んだ姿勢は高く評価できます。デンマーク戦の第8エンドでは、船山弓枝コーチと吉村選手らがタイムアウトを取って作戦を練る様子も見られ、チーム一丸となった戦いが光りました。

国内代表決定戦での逆転経験を糧に

昨秋の国内代表決定戦では、日本チームは1次リーグで2連敗を喫しながらも、そこから立て直して代表の座をつかんだ経験があります。五輪の大舞台でも、2戦とも簡単には負けず、最後まで粘り強く戦い続けていることは、自分たちの強みを失っていない証拠と言えるでしょう。サードを務める小野寺佳歩選手は、「私たちはここから強い。もう1回気持ちをリセットして、新たな気持ちでスイス戦に臨みたい」と力強く語り、チームの前向きな姿勢を示しました。

今後の展望と真価が問われる試合

日本は2月14日に、世界ランキング1位のスイスと、昨年12月の最終予選を勝ち上がった米国と対戦します。ここから立て直せるかどうかが、チームの真価を試される重要な局面となります。五輪というプレッシャーの大きい舞台ですが、過去の逆境を乗り越えた経験を活かし、一戦一戦に集中することが求められています。選手たちのコミュニケーションと結束力が、今後の勝利への鍵となるでしょう。