北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの母、横田早紀江さん(90)が28日、支援団体「あさがおの会」(川崎市)の森聡美代表らと共に朝日新聞東京本社を訪れ、拉致問題の解決への強い思いを語った。
訪問の背景
今回の訪問は、あさがおの会が主催し、朝日新聞社が共催してきた横田さん一家の写真展が一つの節目を迎えたことに伴うもの。写真展は2005年から21年にわたり計41回開催されてきたが、メンバーの高齢化によりパネル管理が困難となり、214点の写真パネルが3月に神奈川県へ寄贈された。
早紀江さんの訴え
早紀江さんは「本当につらいですね。うちだけじゃなく、たくさんの人が向こうで待っている」と述べ、拉致問題の早期解決を切望。角田克社長は「横田さんの心とともに、この問題の喚起をできる限り厚くやっていきたい。今後も最大限、力を尽くさせていただく」と応じた。
写真展の歩み
写真展は、めぐみさんが13歳で失踪した1977年までに父・滋さん(2020年死去)が撮影した家族写真が中心。長年にわたり拉致問題の認知向上に貢献してきたが、支援団体の高齢化により継続が難しくなっていた。
早紀江さんの思いと共に、拉致問題への関心を今後も高めていく必要性が改めて示された。



