世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散命令を巡る最高裁での審理に関し、教団側の代理人である中山達樹弁護士は26日、東京都内で記者会見を開き、審理を担当する沖野真已最高裁判事を除外するよう、最高裁に対して忌避を申し立てたことを明らかにした。申し立ては21日付で行われた。
申し立ての理由
中山弁護士は、沖野裁判官が判事就任前のセミナーで、教団側の伝道行為を問題視する発言を行ったと指摘。「偏見があり、裁判の公正を妨げる可能性がある」と述べ、審理からの排除を求めた。
背景と経緯
東京高裁は3月、高額献金による被害を踏まえ、教団に対して解散を命じる決定を下した。これに対し教団側は不服として、最高裁に特別抗告を行っている。高裁の決定は既に効力を発しており、清算手続きが進められている。
沖野裁判官の経歴
沖野氏は民法の専門家であり、東京大学法学部長を経て、2025年7月に最高裁判事に就任した。その専門性と経歴から、今回の審理を担当することとなったが、教団側は過去の発言を問題視している。
今回の忌避申し立てにより、最高裁での審理にどのような影響が生じるか、注目される。



