北朝鮮による拉致問題の解決を目指し、拉致被害者が帰国後に居住する新潟県柏崎市、佐渡市、福井県小浜市の3市で構成される「拉致被害者関係市連絡会」が21日、長野県諏訪市で開催された。3市の市長が出席し、早ければ今年の秋にも、佐渡市に政府や米国の関係者を招き、同市に住む拉致被害者・曽我ひとみさん(67)と共に集会を開く方向で一致した。
連絡会の概要と目的
連絡会は2002年に始まり、今回で27回目となる。柏崎市には蓮池薫さん(68)と妻祐木子さん(70)、小浜市には地村保志さん(70)と妻富貴恵さん(70)が居住している。連絡会代表の桜井雅浩柏崎市長は会議後の取材で「北朝鮮へのアプローチを国にしっかりやってほしいと訴えていきたい」と述べ、政府への働きかけを強化する方針を示した。
今後の取り組み
3市は今後、拉致問題の早期解決を求める機運を高めるため、地域住民や関係団体と連携しながら、集会の具体的内容や日程を調整する予定。また、米国や国際社会への情報発信も強化し、拉致被害者の一刻も早い帰国を実現したい考えだ。
今回の連絡会では、各市の取り組み状況や課題についても情報共有が行われ、拉致問題に対する認識を新たにした。今後も定期的に連絡会を開催し、政府や関係機関への働きかけを継続していく。



