陸上自衛隊健軍駐屯地(熊本市)への長射程ミサイル配備を受け、市民団体が15日午後、熊本市内で住民説明会を開いた。政府が反撃能力(敵基地攻撃能力)と位置付けるこのミサイルは3月末に配備されたが、防衛省は一般住民を対象とした説明会を実施しておらず、市民団体は「知る限りの情報を地元と共有したい」と自主的に企画した。
住民の不安と懸念
地元住民からは、有事の際に標的となる可能性があるなど、不安や懸念の声が上がっている。防衛省は3月に駐屯地内でミサイルの展示会を開催したが、参加者は木村敬知事や地元の自治協議会長らに限定され、一般住民は対象外だった。
配備されたミサイルの性能
配備されたのは「25式地対艦誘導弾」で、約千キロメートルの飛翔が可能であり、中国大陸沿岸部の一部が射程に入るとされる。このため、地域の安全保障環境に大きな影響を与えるとみられている。
市民団体は今後も情報提供を続ける方針で、住民の理解を求める活動を継続する予定だ。



