沖縄県教育委員会が、県内の全公立学校を対象に実施したアンケートで、名護市辺野古沖で行われている米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設工事を見学した学校が、陸上から1校のみであることが14日までに明らかになった。海上からの見学はなかった。
事故を受けた緊急調査
このアンケートは、3月16日に辺野古沖で工事用の船2隻が転覆し、同志社国際高校(京都府)の女子生徒ら2人が死亡した事故を受けて実施された。調査期間は3月19~26日で、県内の公立小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の全484校を対象に行われた。
見学の実態
調査では、2024年度と2025年度に、移設工事の現場や周辺海域を見学したことがあるかを質問。その結果、陸上から見学した学校は県立高校1校のみで、海上からの見学を行った学校はなかった。県教委は、事故の経緯や安全管理の状況を把握するため、各校に注意喚起を行う方針。
沖縄県では、普天間飛行場の辺野古移設をめぐり、工事の安全性や環境影響を懸念する声が上がっている。今回の事故を受け、教育現場での見学活動の在り方にも議論が広がっている。



