福島県三春町で昨年、タイヤなどを盗んだとして窃盗罪に問われた同町在住の無職の被告の男(35歳)の判決公判が、13日までに地裁郡山支部で開かれた。菊地真帆裁判官は、2件の窃盗事件のうち1件については無罪と認定した上で、別の1件について拘禁刑10月、執行猶予3年の判決を言い渡した。なお、検察側の求刑は2件合わせて拘禁刑2年であった。
無罪となった事件の詳細
無罪とされたのは、昨年7月に同町役場駐車場で鉄製ホイール付きタイヤ4本(時価7000円相当)を盗んだとされる事件である。被告の弁護人によると、検察側は公判において、被告が郡山市内の中古車用品店に被害品と同じメーカー・サイズのタイヤを売却したことなどを裏付けとして主張していた。しかし、菊地裁判官は、品番が不明であることなどを理由に、被害品と売却されたタイヤが「同一であるとまでは認められない」と指摘し、無罪を言い渡した。
有罪となった事件
一方、昨年7月下旬にカメラ一式(時価6000円相当)を盗んだ事件については有罪と認定された。被告はカメラ窃盗の容疑を認めていたが、タイヤ窃盗の容疑については否認していた。



