慶応大学は1日、学校法人東京歯科大学との間で進めてきた統合に関する協議が合意に至らず、4月30日をもって終結したとホームページ上で発表した。統合協議は2023年4月を目標に東京歯科大学歯学部を慶応大学に統合する方針だったが、2021年に新型コロナウイルス対応などを理由にスケジュールが見直されていた。
協議終結の背景
慶応大学は「教育・研究・医療を取り巻く環境の大きな変化などを総合的に判断した」と説明。両法人の間では、今後も歴史的なゆかりを踏まえた交流を維持する意向を示している。東京歯科大学の創設者は福沢諭吉が立ち上げた慶応義塾の出身であり、両校には深い歴史的つながりがあった。
今後の展望
統合協議は終結したものの、両法人はこれまでの関係を継続し、学術交流や研究協力などの面で協力を続ける方針。慶応大学は「両法人の歴史的なゆかりを尊重し、相互に有益な関係を維持していく」とコメントしている。



