農林水産省は24日、首都圏でスーパーマーケットを展開するOlympic(オリンピック、東京)に対し、製造した総菜「プルコギ」に国産牛肉を使用していないにもかかわらず、原産地として「国産」と表示して販売していたとして、表示の是正と再発防止を指示した。この措置は、食品表示法に基づくものである。
虚偽表示の詳細
農林水産省の発表によると、少なくとも2024年5月から今年2月までの間、東京、千葉、神奈川、埼玉の4都県にある約60店舗で販売されたプルコギ約21万7千パックにおいて、事実と異なる表示が行われていた。具体的には、店舗で製造される「Olympicオリジナル 牛プルコギ」について、国産牛肉や牛脂を実際には使用していないにもかかわらず、原産地や原材料の欄に「牛肉(豪州産、国産)」「牛脂」と記載していた。また、使用した「小ネギ」を「わけぎ」と誤って表示する事例も確認された。
是正指示の内容
農林水産省は、Olympicに対して直ちに表示を是正し、再発防止策を講じるよう指示した。同省は、消費者に対する信頼を損なう行為として、厳重に注意を促している。Olympic側は、事実関係を認め、謝罪するとともに、再発防止に努める方針を示している。
この問題は、食品表示の信頼性に関わる重大な事例として、今後の監視強化が求められる。農林水産省は、引き続き食品表示の適正化を図るため、指導を徹底する方針である。



