愛媛県西条市選挙管理委員会は11日、出直し市長選で落選した高橋敏明前市長(68)が選挙無効を求めた異議申し出を棄却する決定を下しました。高橋氏側は同日、この決定を不服として県選挙管理委員会に審査を申し立てる方針を明らかにしました。
背景と主張
高橋氏は、市が設置した弁護士による調査委員会で言動がパワーハラスメントと認定され、市議会の不信任決議により失職していました。今回の出直し市長選では、当選した越智三義市長(61)側による虚偽事項の公表があったほか、「パワハラ認定」と誤って報じられたことにより選挙の公正が害されたと主張していました。
決定理由
市選管の決定理由では、公職選挙法が定める選挙無効の理由には該当しないと指摘。選挙違反の有無は裁判所が判断するものであり、市選管には判断権限がないとして、高橋氏側の主張を退けました。
高橋氏側は、この決定に不服があるとして、県選管に審査を申し立てる方針です。今後の動きが注目されます。



