オランウータン結婚式、オリ越しで対面・似顔絵ケーキで「ファーストバイト」も…愛媛・とべ動物園
愛媛県立とべ動物園(愛媛県砥部町)で6日、繁殖を目的としてインドネシアから迎えたボルネオオランウータンの「ジェニファー」(メス、15歳)とペアリングの相手「ハヤト」(オス、16歳)の結婚式が開かれ、初めて2頭がそろって披露されました。
お披露目セレモニーの詳細
お披露目セレモニーでは、これまで屋内の展示スペースで飼育されていたジェニファーを屋外のオリに移し、ハヤトとのオリ越しでの対面を果たしました。2頭それぞれの似顔絵が描かれたケーキも用意され、同じ空間で初めて食事を共にする「ファーストバイト」も行われました。
多くの祝福と期待
中村知事やインドネシアの関係者、ファンら約200人が参加し、2頭の未来を祝福しました。ハヤトはジェニファーのいるオリへ顔を近づけ、時折力強く綱渡りをするなどアピールしていました。ジェニファーは少し緊張した様子でハヤトを見つめ、ケーキを食べていました。
訪れた松山市の女性(60)は「感動した。やっぱり赤ちゃんが待ち遠しい。孫の顔を早く見せてほしいというような気持ちです」と笑顔で語りました。
繁殖プログラムの意義
今回の結婚式は、ボルネオオランウータンの保護と繁殖を目的とした取り組みの一環です。ジェニファーとハヤトのペアリングが成功すれば、将来的に赤ちゃんの誕生が期待され、絶滅危惧種であるオランウータンの保全に貢献することになります。
とべ動物園では今後も、2頭の様子を公開しながら、繁殖に向けた環境整備を進める方針です。



