「梅の日」に豊作祈る式典 熊野本宮大社で南高梅の塩漬け儀式
「梅の日」に豊作祈る式典 熊野本宮大社で南高梅の塩漬け

6月6日の「梅の日」に、梅の名産地として知られる和歌山県田辺市の熊野本宮大社で、豊作や産地の発展を祈る式典が開かれました。神前で梅を漬ける儀式では、収穫したばかりの南高梅がたるに入れられ、九鬼家隆宮司が塩を振り、お神酒を注ぎました。

3年連続の不作に懸念

紀州田辺梅干協同組合によると、今年4月と5月の少雨などの影響で、3年連続の不作になる見込みです。同組合の前田雅雄理事長(68)は「経験したことのない3年連続の不作を何とか乗り越えたい。猛暑が予想されている。健康にいいとされる梅干しを1日1個味わってほしい」と話しました。

式典の詳細

式典は熊野本宮大社の拝殿で執り行われ、地元の関係者や参拝客が見守る中、厳かな雰囲気で進行しました。九鬼宮司が塩を丁寧に振りかけると、参加者からは静かな拍手が起こりました。この儀式は、梅の実りへの感謝と今後の豊作を願う伝統行事として毎年行われています。

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南高梅は和歌山県が誇る特産品で、その品質の高さから全国的に知られています。しかし、近年の気候変動の影響で収穫量が不安定になっており、生産者たちは対策に頭を悩ませています。同組合では、干ばつに強い品種の開発や灌漑設備の導入など、長期的な対策を検討しているといいます。

式典後、参拝者には梅干しが振る舞われ、参加者はその味を楽しみながら、今後の豊作に思いをはせていました。

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