「何もできていないのに給料もらえていいな」発言直後に海自隊員死亡 パワハラ認定で海曹ら処分
「何もできていないのに給料もらえていいな」発言直後に海自隊員死亡

海上自衛隊呉地方総監部(広島県呉市)は5日、輸送艦「おおすみ」において隊員に対するパワーハラスメント行為があったとして、40歳代の2等海曹を停職7月、同じく40歳代の1等海曹を停職6月の懲戒処分にしたと発表した。このパワハラが原因で隊員が自殺し、総監部は「パワハラが要因」と認定している。

パワハラの経緯と内容

総監部の発表によると、2等海曹は2023年12月、艦内で後輩隊員に対し「何もできていないのに(給料を)もらえていいな」などと発言。これに1等海曹も同調し、「そんなにもらっているのか」などと述べた。隊員はその直後、艦内の倉庫で自殺した。2025年3月には、民間の労災に相当する公務災害と認められている。

処分と今後の対応

総監部は隊員の年代や性別を明らかにしていない。おおすみ艦長の斎藤岳彦2等海佐は「ハラスメントを一切許容しない環境を構築する」とのコメントを発表した。

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今回の事案は、海上自衛隊におけるパワハラ問題の深刻さを改めて浮き彫りにした。隊員の尊い命が失われたことを重く受け止め、再発防止策の徹底が求められる。

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