米西部ワシントン州ロングビューにある日本製紙の子会社「日本ダイナウェーブ・パッケージング」の工場で26日、大型化学物質タンクが破裂した事故で、地元当局者は27日、行方不明となっている9人について生存の可能性はないと述べた。AP通信が伝えた。
死者は2人に、負傷者9人のうち1人死亡
消防当局の発表によると、負傷者9人のうち1人が死亡し、これで死者は計2人となった。最終的な犠牲者数はさらに増える見通しだ。
破裂したタンクには「白液」が入っていた
破裂したタンクには、紙やパルプの製造過程で木片を分解するために使用されるアルカリ性の「白液」が貯蔵されていた。調査の結果、タンクは大きく損傷しており、内部に残っている白液の量は当初の想定よりも少ないことが判明した。
当局はタンク内の白液を除去した上で、行方不明者の捜索を進める方針だ。遺体が発見された場合は、除染を行った後に身元確認を実施する。
消防当局は、周辺地域の大気や水質について健康への影響は確認されていないとしている。



