大阪府警は14日、警察署の地域課に勤務する男性警部(53)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。20~30代の部下5人に対し、飲み会への誘いを断れない状況をつくるパワハラをしたなどとしている。
飲み会の強要と暴力の実態
府警の監察室によると、2023年から2025年11月ごろにかけて、警部は当直明けに月1、2回の頻度で部下を飲み会に誘い、一度断った部下に対しては機嫌が悪くなり理由を問い詰める行為があった。この結果、部下たちは以降の飲み会を断れなくなったという。また、5人のうち1人は3回の飲み会で耳をつねられたり、脇腹を殴られたりしたと訴えている。
警部は府警の調べに対し、「部下が嫌がっているとは思いもよらなかった」「殴ったというよりは、かわいがりのつもりだった」と説明しているという。府警は飲酒の強要はなかったことを確認している。
拳銃の不適切な取り扱いも発覚
さらに、警部には拳銃の取り扱いに関する問題も明らかになった。庁舎内で拳銃をホルスターに収納せずに持ち運んでいたとの目撃情報があり、警部は「数回やった」と認めた。
発覚の経緯と府警の対応
今回の事案は、被害を受けた職員から署の幹部に相談があり発覚した。西川和幸監察室長は「警察官として言語道断の行為で、厳正に処分した。今後、職員に対する指導教養の徹底を図り、再発防止に努める」とコメントしている。



