空き家床下に大量覚醒剤を隠匿した疑いで男2人を逮捕
神奈川県警は2026年4月9日、埼玉県春日部市の空き家床下に大量の覚醒剤を隠したとして、覚醒剤取締法違反(営利目的所持)の疑いで男2人を逮捕したと発表しました。逮捕されたのは無職の島田三郎容疑者(40)と職業不詳の西川洋介容疑者(35)で、いずれも容疑を認めているか否かは明らかにされていません。
約4万回分相当の覚醒剤を押収
組織犯罪捜査課によると、逮捕容疑は昨年12月16日、春日部市の平屋建て住宅の床下に覚醒剤やその成分を含む粉末計約790グラムを隠匿したというものです。この量は約4万回分の使用量に相当し、末端価格では約4200万円に達すると見られています。
空き家は島田容疑者の親族が管理しており、2人はフェンスを乗り越えて敷地内に侵入したとされています。薬物が入ったトートバッグを床下に押し込んで隠していたということで、バッグ内には他の薬物とみられる粉末も複数入っており、県警は詳細な鑑定を進めています。
防犯カメラ映像から容疑が浮上
島田容疑者は昨年、暴力団幹部の男と共謀して人身事故を起こして逃走した男をかくまった犯人隠避容疑で逮捕され、その後処分保留で釈放されていました。今回の容疑は、この際の関係先の防犯カメラ映像を捜査した際に、空き家に侵入する2人の様子が確認されたことで浮上したとされています。
県警は、大規模な薬物密売ネットワークの一端を解明する重要な手がかりとして、2人の背後関係や薬物の流通経路についても徹底的に捜査を進めています。空き家を利用した薬物隠匿は、地域社会の安全を脅かす深刻な問題として注目されています。



