札幌市のヒグマ出没、25年度は過去最多の363件に 前年度比3倍超
札幌のヒグマ出没過去最多363件 前年度比3倍超

札幌市のヒグマ出没が過去最多に

札幌市は13日、ヒグマ対策を検討する委員会を開催し、2025年度(2025年4月~2026年3月)の市内におけるヒグマの出没件数が過去最多を記録したことを明らかにしました。目撃情報や糞などの痕跡を含む出没件数は、前年度の99件から実に3倍以上の363件に上りました。これは統計を取り始めて以来、最多の数字です。

木の実の不作が原因か

市の分析によると、ドングリなど木の実の不作が主な要因とみられます。餌となる木の実が不足したため、ヒグマが餌を求めて行動範囲を拡大し、市街地周辺まで出没するケースが増えたと考えられています。この傾向は、2025年度の捕獲数にも顕著に表れており、前年度の2頭から一気に19頭へと増加。こちらも過去最多となりました。

委員会で対策を協議

委員会には北海道警や消防、猟友会などが出席し、今後の対策について議論しました。2026年度に向けた取り組みとして、学校などへの電気柵の設置や、ドローンを活用した注意喚起の検討などが紹介されました。市は引き続き、市民への注意喚起とともに、ヒグマの生態に配慮した対策を進める方針です。

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札幌市では、ヒグマの出没が増加傾向にあることから、市民に対しては、ゴミの適切な管理や、早朝や夕方の山際での行動に注意するよう呼びかけています。また、万が一ヒグマに遭遇した場合は、落ち着いてゆっくりと後退し、走って逃げないように注意を促しています。

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