福岡夫婦殺害事件から四半世紀、遺族と捜査員がチラシ配布で情報提供を訴え
福岡市東区の民家で2001年に発生した強盗殺人事件から、まもなく25年を迎えます。この事件では、当時80歳の金丸金次郎さんと73歳の妻・愛子さんが首を絞められるなどして死亡しました。事件解決を目指して、遺族と福岡県警の捜査員ら約40人が2月13日、区内の商業施設で情報提供を呼びかけるチラシ約千枚を配布しました。
遺族の切実な願い「どうして両親が殺されなければならなかったのか」
千葉県松戸市に住む次女の藤堂早苗さん(70)は、通行人に向けて悲痛な訴えを続けました。「どうして両親が殺されなければならなかったのか。犯人の動機を知りたいのです。どんなささいなことでも、何か思い出したことがあれば、ぜひ連絡をください」と、事件解決への協力を求めました。藤堂さんの言葉には、四半世紀にわたる無念と真相を知りたいという強い思いが込められています。
懸賞金250万円で情報提供を呼びかけ、捜査継続へ
福岡県警は、犯人逮捕に結びつく情報の提供者に対して、上限250万円の懸賞金を支払うことを明らかにしています。事件から長い年月が経過していますが、県警は捜査を継続しており、新たな情報を求めています。情報提供は福岡県警東署(電話:092-643-0110)まで受け付けています。
このチラシ配布活動は、事件の風化を防ぎ、地域住民の記憶を呼び起こすことを目的としています。県警関係者は「小さな情報でも事件解決の鍵になる可能性があります。地域の皆様の協力をお願いします」と強調しました。事件発生から25年が経過する中、遺族と捜査当局は最後の真相究明に向けて、あらゆる手を尽くしています。